和洋室が融合された家
ジャンル | リフォーム・リノベーション |
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築約50年の建物(一部30年前に増築部分)を、今回は貸家としてリノベーションすることになりました。予算状況を踏まえた上で、以下のように工夫を施しました。
増築部分を除く既存の和室の壁は可能な限り生かし、木部は塗装で手入れを行いました。左官職人の手により聚楽壁の補修も行い、クロスを張れる状態に整えました。床はコストを抑えてクッションフロアで仕上げております。
また、現代的な住み心地の良さも考慮し、LDKへの間取り変更や、以前は無かった脱衣所の新設、お風呂とトイレの位置の見直しなども行いました。
こうした細かな工夫を重ねることで、予算内で古き良き佇まいを残しつつ、賃貸住宅としての機能性と居住性を高めることができました。長年愛されてきたこの建物が、これからも新たな入居者の方々に喜んでいただけるよう願っています。